研究について

呼吸器外科では、主に肺移植研究グループと癌研究グループの2つのグループに分かれて研究活動を行っています。研究グループ毎の詳細は以下をクリックして下さい。

肺移植研究グループ MOTG (Molecular Oncology and Therapeutics Group) 癌研究グループ

●肺移植研究グループ

 肺移植研究グループは伊達洋至を中心として長年、イヌやラットを用いた肺移植モデルを用いてその研究成果を発表してきた。昨年からはイヌの使用を中止し、入手が容易で国際的にも大動物実験に使用されているブタに変更した。イヌに比して手技的難易度は高いが、杉本誠一郎らによりこのブタ肺移植モデルを早期に確立させることができ、これまで同様に心停止肺移植に関する大動物実験を継続している。

 
現在、大藤剛宏を中心に臨床での心停止ドナーからの肺移植実施に向けて研究を行っている。臨床応用のためにはまず移植肺の機能評価が不可欠である。その第一歩として堀志朗、柿下大一により摘出肺に血液を還流させその酸素化を測定することにより機能評価を試みる実験を開始した。体外循環回路で制御することにより評価に適した還流条件の測定を試みている。また今夏より大谷真二が研究生として加わった。

 ラット肺移植モデルを用いた実験では移植後の再還流障害における様々な遺伝子変化を検出することにより移植肺機能との関連性を明らかにする試みをしており、現在、転写因子を中心にいくつかの標的因子が考えられている。引き続き大学院生では吉田修、山本澄治が担当している。さらに昨年、Washington University留学中にマウス肺移植モデルを世界で初めて開発した岡崎幹生が今夏に帰国し、この新しい実験モデルを使用するための環境を整備中であり、2008年1月にもノックアウトマウスを使用した肺移植実験を開始する予定である。

この1年間での学会、論文発表であるがまだ新しい体制が始まったばかりで準備段階でもある。現在静岡がんセンターに留学中の奥本龍夫による、前感作と慢性拒絶との関係に関する研究(Presensitization Accelerates Chronic Allograft Rejection in a Heterotopic Rat Tracheal Allograft Model with Immunosuppression)が学位論文としてまとめられTransplant Immunology 2007;17:249-54(セカンド、山根正修)に発表された。これは以前より佐野由文が行ってきたフローサイトメトリーによる血中の抗ドナー抗体を検出する手技によるもので小動物グループでは2年ぶりの論文発表となった。この手技を用いた研究は引き続き生体肺移植後の臨床検体にて行う予定である。
 また臨床研究では山根正修により生体肺移植後の呼吸機能変化に関する研究(Long-Term Improvement in Graft Function after Bilateral Living-Donor Lobar Lung Transplantation in Adults and Pediatrics)が2007年サンフランシスコで行われた国際心肺移植学会(The International Society for Heart and Lung Transplantation 27th Annual Meeting and Scientific Sessions)で発表され、Journal of Heart and Lung Transplant 2007;26:681-6に掲載された。

 また、この学会では教室外の仕事だが岡崎幹生により小動物肺移植モデルによる研究が3演題、さらに大藤剛宏による臨床での移植肺機能障害に関する研究の2演題がそれぞれ発表された。スイスで開かれた21st European Association for Cardiothoracic Surgeryでは伊達洋至により生体肺移植後の免疫抑制に関する臨床研究(Management of immunosuppression without transbronchial lung biopsy after living-donor lobar lung transplantation)が発表された。さらに肺高血圧症の治療に関する論文(Living-donor lobar lung transplantation for pulmonary arterial hypertension after failure of epoprostenol therapy)が J Am Coll Cardiol 50(6):523-7, 2007に、生体肺移植に関するReview(Living-donor lobar lung transplantation)がCurr Opin Organ Transplant 12:469-72, 2007に掲載された(ともにファースト、伊達洋至)。
 少しでも多くの研究費を取得するべく来年度の日本学術振興会科学研究費には京都大学との共同研究を含めて多数の申請をしている。動物実験を重ね、新しい研究成果を少しでも多く世界に発信できるよう、また日本初の臨床での心停止からの肺移植の実現に向けて教員、研究生一同、日夜研究に力を注いでいる。

(文責 山根正修)



―平成12年1月1日~平成27年10月31日の間に当科で造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移植を受けられた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:教授  氏名:大藤 剛宏
■ 分担研究者:
 所属:岡山大学病院呼吸器外科               職名:助教  氏名:杉本 誠一郎
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:助教  氏名:三好 健太郎
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:大谷 真二
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:黒﨑 毅史
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科医学教育リノベーションセンター
                              職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:教授  氏名:三好 新一郎

1.研究の概要
1) 研究の意義
骨髄移植や末梢血幹細胞移植などの造血幹細胞移植は,大きな進歩を遂げ,白血病やリンパ腫などの血液悪性疾患に対する治癒率は向上しました。その一方で,近年,原病は寛解を維持しているのに,造血幹細胞移植による合併症としての慢性期の肺障害に悩まされる患者さんが増加しています。このような肺障害には様々なパターンが存在しますが,悪化すると肺移植でしか救命することはできません。しかし,このような造血幹細胞移植後の肺障害に対する肺移植は,患者さんの術前状態が重篤なことが多いため,肺移植の適応になることが少なく,また,肺移植後の成績が他の疾患よりも悪いと,国際的には考えられています。実際には,このような患者さんに対する肺移植は,国際的にもあまり行われておらず,正確なデータが全くない状態です。
一方,日本では,このような肺障害に対しても積極的に肺移植が行われており,世界的にも日本での経験例が世界最多であることがわかっています。そこで,このような肺移植の実態を世界に先駆けて検討することは,今後増え続ける造血幹細胞移植後の肺障害に対する正しい理解とそれに基づく医療の発展という意味で意義があると考え,岡山大学病院では,その他の日本の肺移植実施施設とともに,本研究を行うこととしました。

2) 研究の目的
造血幹細胞移植後の肺移植の実態を理解するために,これまでのデータを集めて検討します。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成12年1月1日~平成27年10月31日の間に岡山大学病院および日本のその他の肺移植実施施設(東北大学,獨協医科大学,東京大学,千葉大学,京都大学,大阪大学,福岡大学,長崎大学)で造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移植を受けられた方約60 名が対象で,岡山大学病院では23名が研究対象です。

2) 研究期間:
平成28年3月倫理委員会承認後~平成28年11月10日

3) 研究方法:
平成12年1月1日~平成27年10月31日の間に当院において造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移 を受けられた方で,研究者が診療情報など既存の資料のみを用いた追跡による研究を行います。

4) 使用する情報:
研究に使用する情報として,カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し,匿名化して,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・性別,年齢,既存疾患など
・造血幹細胞移植に関するデータなど
・肺移植術の詳細など
・肺移植の術後経過と予後など

5) 情報の保存:
本研究に使用した情報は,研究終了後10年間保存させていただきます。なお,保存した情報を用いて新たな研究を行う際は,呼吸器・乳腺内分泌外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

6) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器・乳腺内分泌外科内で厳重に取り扱います。連結可能匿名化し,その対応表は,電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し,その他の資料は施錠可能な保管庫に保存します。

7) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば,個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で,この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので,お申出ください。
また,この研究における個人情報の開示は,あなたが希望される場合にのみ行います。内容についておわかりになりにくい点がありましたら,遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして,学会や論文で発表しますので,ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また,あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成28年6月30日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
職名:助教 氏名:杉本 誠一郎
電話:086-235-7265(平日:9時~17時)
ファックス:086-235-7269

―平成12年1月1日~平成27年12月31日の間に当科で造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移植を受けられた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:教授  氏名:大藤 剛宏
■ 分担研究者:
 所属:岡山大学病院呼吸器外科               職名:助教  氏名:杉本 誠一郎
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:助教  氏名:三好 健太郎
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:大谷 真二
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:黒﨑 毅史
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科医学教育リノベーションセンター
                              職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:教授  氏名:三好 新一郎

1.研究の概要
1) 研究の意義
骨髄移植や末梢血幹細胞移植などの造血幹細胞移植は,大きな進歩を遂げ,白血病やリンパ腫などの血液悪性疾患に対する治癒率は向上しました。その一方で,近年,原病は寛解を維持しているのに,造血幹細胞移植による合併症としての慢性期の肺障害に悩まされる患者さんが増加しています。このような肺障害には様々なパターンが存在しますが,悪化すると肺移植でしか救命することはできません。しかし,このような造血幹細胞移植後の肺障害に対する肺移植は,患者さんの術前状態が重篤なことが多いため,肺移植の適応になることが少なく,また,肺移植後の成績が他の疾患よりも悪いと,国際的には考えられています。実際には,このような患者さんに対する肺移植は,国際的にもあまり行われておらず,正確なデータが全くない状態です。
一方,日本では,このような肺障害に対しても積極的に肺移植が行われており,世界的にも日本での経験例が世界最多であることがわかっています。そこで,このような肺移植の実態を世界に先駆けて検討することは,今後増え続ける造血幹細胞移植後の肺障害に対する正しい理解とそれに基づく医療の発展という意味で意義があると考え,本研究を行うこととしました。

2) 研究の目的
造血幹細胞移植後の肺移植の実態を理解するために,これまでのデータを集めて検討します。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成12年1月1日~平成27年12月31日の間に岡山大学病院で造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移植を受けられた方23名を研究対象とします。

2) 研究期間:
平成28年3月倫理委員会承認後~平成30年3月31日まで

3) 研究方法:
平成12年1月1日~平成27年12月31日の間に当院において造血幹細胞移植後の肺障害に対して肺移植を受けられた方で,研究者が診療情報など既存の資料のみを用いた追跡による研究を行います。

4) 使用する試料・情報:
研究に使用する情報として,カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し,匿名化して,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・性別,年齢,既存疾患など
・造血幹細胞移植に関するデータなど
・免疫抑制療法の詳細
・肺移植術の詳細など
・肺移植の術後経過と予後など

5) 試料・情報の保存:
本研究に使用した情報は,研究終了後10年間保存させていただきます。なお,保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は,呼吸器・乳腺内分泌外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

6) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器・乳腺内分泌外科内で厳重に取り扱います。連結可能匿名化し,その対応表は電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し,その他の資料は施錠可能な保管庫に保存します。

7) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば,個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で,この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので,お申出ください。
また,この研究における個人情報の開示は,あなたが希望される場合にのみ行います内容についておわかりになりにくい点がありましたら,遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして,学会や論文で発表しますので,ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また,あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成28年6月30日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
職名:助教 氏名:杉本 誠一郎
電話:086-235-7265(平日:9時~17時)
ファックス:086-235-7269

―平成10年10月1日~平成27年12月31日の間に当科で肺移植後にタクロリムスの静脈投与および経口投与を受けられた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:教授  氏名:大藤 剛宏
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学病院呼吸器外科               職名:助教  氏名:杉本 誠一郎
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:助教  氏名:三好 健太郎
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:大谷 真二
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター          職名:助教  氏名:黒﨑 毅史
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科医学教育リノベーションセンター
                              職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
    呼吸器・乳腺内分泌外科学分野            職名:教授  氏名:三好 新一郎

1.研究の概要
1) 研究の意義
肺移植後の免疫抑制療法では主にタクロリムス(プログラフ(R))が用いられています。タクロリムスの患者さんへの投与の仕方には,飲み薬として口から飲む方法と,静脈から注射で投与する方法があります。これまで,肺移植後には,他の臓器移植でもよく行われる,飲み薬として口から飲む方法が使われてきました。しかし,肺移植は体に大変負担がかかる手術ですので,胃腸の動きや吸収が落ちることがあります。こうした場合に,静脈から注射で投与する方法も肺移植後には適していることがわかってきました。岡山大学病院では,この方法を取り入れて,肺移植後にタクロリムスを静脈から注射で投与していますが,世界的にはまだまだその方法は広まっていません。このため,肺移植後のタクロリムスを静脈で投与された場合に,タクロリムスの血中濃度や副作用,肺移植後の成績などがどう変わるかは正確にはわかっていません。そこで,このような肺移植後にタクロリムスを静脈から注射する方法の実情を世界に先駆けて検討することは,今後の医療の発展という意味で意義があると考え,本研究を行うこととしました。

2) 研究の目的
肺移植後にタクロリムスを静脈から注射する方法の実情を理解するために,これまでのデータを集めて検討します。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成10年10月1日~平成27年12月31日の間に岡山大学病院で肺移植後にタクロリムスの静脈投与および経口投与を受けられた方147名を対象とします。

2) 研究期間:
平成28年4月倫理委員会承認後~平成30年4月30日まで

3) 研究方法:
平成10年10月1日~平成27年12月31日の間に当院において肺移植を受けられた方で,研究者が診療情報など既存の資料のみを用いた追跡による研究を行います。

4) 使用する試料・情報:
研究に使用する情報として,カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し,匿名化して,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

・性別,年齢,既存疾患など
・肺移植術の詳細など
・タクロリムスの血中濃度や副作用の詳細など
・肺移植の術後経過と予後など

5) 試料・情報の保存:
本研究に使用した情報は,研究終了後10 年間保存させていただきます。なお,保存した情報を用いて新たな研究を行う際は,呼吸器・乳腺内分泌外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

6) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器・乳腺内分泌外科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

7) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば,個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で,この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので,お申出ください。
また,この研究における個人情報の開示は,あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により,ご家族等(父母(親権者),配偶者,成人の子又は兄弟姉妹等,後見人,保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら,遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして,学会や論文で発表しますので,ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また,あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成28年7月30日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
職名:助教 氏名:杉本 誠一郎
電話:086-235-7265(平日:9時~17時)
ファックス:086-235-7269

―平成10年10月1日から平成27年11月30日まで岡山大学病院において肺移植を受けられた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
       岡山大学病院
■ 研究機関の長:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科         職名:研究科長  氏名:谷本 光音
 所属:岡山大学病院                   職名:病院長   氏名:槇野 博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学病院臓器移植医療センター         職名:助教    氏名:黒崎 毅史

1.研究の概要 (研究の目的及び意義)
術前の病状が悪い患者さんに肺移植を行った場合、術後の合併症や死亡率が上昇することが報告されています。本研究では、岡山大学病院において肺移植を受けた方を対象とし、術前の病状を肺分配スコア(LAS)として数値化し重症度を客観的に評価します。また、移植される提供肺の状態を提供肺スコア(DS)として数値化し客観的に評価します。肺分配スコアと提供肺スコアの関係を分析し、術前の病状が悪くても肺移植が可能かどうか、短期・長期成績が悪くなっていないかを調査します。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成10年10月1日から平成27年11月30日まで岡山大学病院において肺移植を受けられた方1998年10月~2015年11月までに岡山大学病院で行った肺移植症例145例を対象とし、肺高血圧症などの血管性疾患により肺移植を行った37例は除外した。108例を最終的な調査対象とした。を対象とします。

2) 研究期間:
平成28年3月18日 ~ 平成30年3月31日

3) 研究方法:
肺移植患者さんには、術前の全身状態から肺分配スコア(LAS)を計算しました。提供された肺の状態を提供肺スコア(DS)として数値化しました。提供肺スコア(DS)5点を境界として高い群、低い群の2グループに分けました。2グループ間で肺移植後の短期・長期成績に違いがあるのかを比較調査します。

4) 使用する情報:
研究に使用する情報として、診療録から抽出した情報を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、拒否機会期限終了後、連結不可能匿名化し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 情報の保存及び廃棄の方法:
本研究に使用した情報は研究終了後5年間保存させていただきます。保存期間終了後は電子情報はコンピューターから削除しその他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。

6) 情報の保護:
本研究に使用する情報は岡山大学臓器移植医療センター内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

7) 研究計画書および個人情報の開示
他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料の閲覧や提供を行います。個々の研究の結果は以下の理由により開示致しません。ご了承ください。
【理由】 連結不可能匿名化されている為。
この研究の結果はあなたの個人情報が分からない形にして学会、論文で発表しますのでご了承下さい。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成28年12月31日までに下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院臓器移植医療センター
職名:助教 氏名:黒崎 毅史
電話:086-235-6965(平日:8時30分~17時15分)

●MOTG (Molecular Oncology and Therapeutics Group) 癌研究グループ

 MOTGは悪性腫瘍の分子生物学的異常の解明と治療への応用を目的として研究活動を行っております。呼吸器外科助教として活躍していた牧佑歩は本年4月より四国がんセンターに赴任致しました。研究生のリーダーであった諏澤憲は2編の研究論文が刊行され(さらに2編を投稿中)、本年4月より米国ニューヨークのMemorial Sloan Kettering Cancer Centerに研究留学致しました。2014年4月より米国テキサス大学MD Anderson Cancer Centerへ研究留学していた枝園和彦は本年4月より呼吸器外科助教に就任し、研究指導にも力が入っております。昨年10月より中国・大連医科大学から研究留学していたXi Wangさんは当初の予定を終え、10月に帰国されました。本年4月からの研究指導スタッフは佃和憲・豊岡伸一・浅野博昭・宗淳一・山本寛斉・枝園和彦となっております。本年度は三好新一郎・豊岡伸一・宗淳一が科研費(それぞれ挑戦的萌芽・基盤B・基盤C)を新規に取得しました。また、帰国した枝園和彦が研究活動スタート支援を獲得しました。渡邉元嗣は研究3年目となり、引き続き免疫学教室で研究を継続しております。2年目となった佐藤博紀・鳥越英次郎・難波圭はそれぞれ複数の研究課題に取り組んでおります。本年4月より下田篤史が研究生に加わりました。また、消化器外科学の吉岡貴裕先生がMOTGに加わり、胃癌に関する研究を開始しました。大学病院薬剤部(大学院医歯薬学総合研究科臨床薬剤学)に配属されMOTGで研究活動を行っていた薬学部6年生(当時)の武田達明君は本年4月より大学病院に薬剤師として採用されましたが、大学院生として研究活動も継続しています。また、本年5月から3ヶ月間、医学部3年生の波多野陽輝君が研究を行いました。多くの実験を真面目に行い、研究生の助けにもなりました。この1年間のMOTGの業績ですが、当グループ主導で行い学術雑誌に掲載された英文研究・臨床論文は13編です(症例報告2編を含む)。学会発表は本年も米国癌学会 (AACR) や日本癌学会などの主要な学会で発表しました。12月の世界肺癌学会、日本肺癌学会でも多くの演題を発表予定です。
 毎週1回のラボミーティングでは2014年度より全員が原則英語で質疑応答を行っていますが、治験推進部データマネージャーの永山理美さんに継続して英語の指導をして頂いております。個々の英語でのプレゼンテーション能力は確実に上達しております。日本癌学会学術総会では発表スライドやポスターは英語での作成が必須で、発表言語も英語を使用するセッションが半分以上を占めておりますし、近年は他の学会においても英語での発表資料の作成が要求されることが多くなってきています。英語でのラボミーティングを行っている成果が発揮される場が増えている印象です。また、2015年4月から稼働している岡山大学病院バイオバンクとも連携して研究を行っております。今後も基礎から臨床へ繋がり、世界の患者に恩恵を与えられるような研究成果を岡山から継続して発表できるようにグループ一同頑張っていく所存です。同門の先生方におかれましては引き続きご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます(2016年10月)。

(文責 山本寛斉)

2017
Takeda T, Yamamoto H, Kanzaki H, et al. Yes1 signaling mediates the resistance to Trastuzumab/Lapatinib in breast cancer. PLoS One. 2017 Feb 3;12(2):e0171356. doi: 10.1371/journal.pone.0171356.
PMID: 28158234
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28158234

Sato H, Shien K, Tomida S, et al. Targeting the miR-200c/LIN28B axis in acquired EGFR-TKI resistance non-small cell lung cancer cells harboring EMT features. Sci Rep. 2017 Jan 13;7:40847. doi: 10.1038/srep40847.
PMID: 28084458
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28084458

Suzawa K, Shien K, Peng H, et al. Distant Bystander Effect of REIC/DKK3 Gene Therapy Through Immune System Stimulation in Thoracic Malignancies. Anticancer Res. 2017 Jan;37(1):301-307.
PMID: 28011506
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28011506

2016
Ohtsuka T, Sakaguchi M, Yamamoto H, et al. Interaction of cytokeratin 19 head domain and HER2 in the cytoplasm leads to activation of HER2-Erk pathway. Sci Rep. 2016 Dec 23;6:39557. doi: 10.1038/srep39557.
PMID: 28008968
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28008968

Torigoe H, Toyooka S, Yamamoto H, et al. Usefulness of Thoracoscopic Debridement for Chronic Empyema after an Extrapleural Pneumonectomy. Acta Med Okayama. 2016 Dec;70(6):507-510.
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URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28003678

Okumura N, Sonobe M, Okabe K, et al. Feasibility of adjuvant chemotherapy with S-1 plus carboplatin followed by single-agent maintenance therapy with S-1 for completely resected non-small-cell lung cancer: results of the Setouchi Lung Cancer Group Study 1001. Int J Clin Oncol. 2016 Dec 5. [Epub ahead of print]
PMID: 27921177
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27921177

Shien K, Toyooka S. Role of surgery in N2 NSCLC: pros. Jpn J Clin Oncol. 2016 Dec;46(12):1168-1173.
PMID: 27655902
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27655902

Maki Y, Toyooka S, Soh J, et al. Early postoperative complications after middle lobe-preserving surgery for secondary lung cancer. Surg Today. 2016 Sep 14. [Epub ahead of print]
PMID: 27629155
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27629155

Watanabe M, Yamamoto H, Eikawa S, et al. Study about the Efficacy of Metformin to Immune Function in Cancer Patients. Acta Med Okayama. 2016 Aug;70(4):327-30.
PMID: 27549683
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Shien K, Tanaka N, Watanabe M, et al. Anti-cancer effects of REIC/Dkk-3-encoding adenoviral vector for the treatment of non-small cell lung cancer. PLoS One. 2014 Feb 3;9(2):e87900. doi: 10.1371/journal.pone.0087900.
PMID: 24498395
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Yamamoto H, Higasa K, Sakaguchi M, et al. Novel germline mutation in the transmembrane domain of HER2 in familial lung adenocarcinomas. J Natl Cancer Inst. 2014 Jan;106(1):djt338. doi: 10.1093/jnci/djt338.
PMID: 24317180
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Miyoshi S, Shien K, Toyooka S, et al. Validity of using lobe-specific regional lymph node stations to assist navigation during lymph node dissection in early stage non-small cell lung cancer patients. Surg Today. 2014 Nov;44(11):2028-36. doi:
10.1007/s00595-013-0772-5.
PMID: 24170276
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24170276

Konishi Y, Yamamoto H, Hiraki T, et al. Massive subcutaneous and mediastinal emphysema with little pneumothorax treated by surgery after pulmonary radiofrequency ablation. Cardiovasc Intervent Radiol. 2014 Apr;37(2):548-51. doi: 10.1007/s00270-013-0753-5. No abstract available.
PMID: 24142375
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24142375

Yamamoto H, Soh J, Ichimura K, et al. Adult mesenchymal hamartoma of the chest wall: report of a case. Ann Thorac Cardiovasc Surg. 2014;20 Suppl:663-5. doi: 10.5761/atcs.cr.13-00225.
PMID: 24088922
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24088922

Hirano Y, Yamamoto H, Ichimura K, et al. Surgical resection of a massive primary mediastinal liposarcoma using clamshell incision combined with lower median sternotomy: report of a case. Ann Thorac Cardiovasc Surg. 2014;20 Suppl:606-8. doi:
10.5761/atcs.cr.13.02263.
PMID: 23801175
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23801175
 このページでは、当科で行われている研究のうち、研究対象者への説明と同意取得の代わりに研究参加者が拒否できる機会を提供するために、研究に関する情報を公開しています。なお、この研究リストはそれぞれの研究参加を募集するものではありませんのでご注意下さい。以下に、岡山大学生命倫理審査委員会(www.hsc.okayama-u.ac.jp/ethics/)に承認された研究の情報公開文書を掲載しています。以下のページもご参照下さい。
http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/ethics/koukai/no2geka/index.html

 これらの研究について、ご自身の提供された検診情報や資料等について研究への利用を拒否したいなどの場合には下記にご連絡下さい。

お問い合わせ先:
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科学
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL: 086-235-7265(平日9時~17時)
FAX: 086-235-7269

―平成26年6月1日~平成26年12月8日までに岡山大学病院呼吸器内科・外科において「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」研究に参加された方および平成27年1月27日~平成27年7月28日までに「デジタルPCR法を用いた血漿遊離DNAからのEGFR T790M変異の検出と定量の研究」に参加された方へ―

■ 研究機関名:岡山大学病院・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授      氏名:豊岡 伸一
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:教授      氏名:木浦勝行
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:牧 佑歩
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:講師      氏名:堀田勝幸
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教      氏名:大橋圭明
 所属:岡山大学病院 腫瘍センター職名:助教      氏名:久保寿夫
 所属:岡山大学病院 緩和支持医療科職名:助教      氏名:南 大輔
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:諏澤 憲
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:松原岳大
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:花房裕子
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:技術職員    氏名:窪田弥生

1.研究の意義と目的
 肺がんはがんによる死因の第1位を占めている疾患で,その克服のために様々な治療法が開発されてきました。イレッサ®やタルセバ®をはじめとする,上皮小体成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)もその1つで,これはEGFR遺伝子の変異を持つ肺がんに非常によく効きます。肺がんではEGFRだけでなく,様々な遺伝子変異が報告されており,同様に治療の標的として研究が進んでいます。そのため,最も適した治療方針を考える上で、個々の患者様毎に遺伝子検査を実施し遺伝子変異の有無を同定することは今後非常に重要になってくると言えます。
しかし,今のところ様々な遺伝子変異を簡便に調べるには内視鏡や手術,肺に直接針を刺すなどして直接腫瘍の細胞を取ってくる必要があり,患者さんへの負担が大きくなります。そこで,採血,尿または呼気検査など負担の少ない方法で様々な遺伝子変異を見つける方法の開発が望まれています。
以上のことを踏まえて,今回の研究を計画しております。

2.研究の方法
1 ) 研究対象:
 平成26年6月1日~平成26年12月8日までに岡山大学病院呼吸器内科・外科において「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」研究に参加された方及び平成27年1月27日~平成27年7月28日までに「デジタルPCR法を用いた血漿遊離DNAからのEGFR T790M変異の検出と定量の研究」に参加された方のうち,肺がんの患者さん (EGFR,HER2,KRASなどの遺伝子変異を持つ患者さんと,EGFR遺伝子変異を持たない患者さん)を対象にいたします。

2 ) 調査期間:
平成27年7月の研究倫理審査専門委員会承認後から平成30年6月30日まで

3 ) 研究方法:
 患者さんから採取された組織・血液・尿・呼気といった検体から,まずはDNAを抽出します。そして次世代シークエンシングを用いたターゲットシークエンシングを行い,遺伝子変異を検出します。同時に他の検出方法であるリアルタイムPCRやデジタルPCR法を用いてその結果の妥当性を検討します。また患者さんの診療情報と比較検討いたします。

4 )調査票等:
上記の組織・血液や尿・呼気の他に,研究資料としてカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・年齢,性別,既往歴,診察所見,治療内容,臨床データ(喫煙指数,各種血液データ,画像診断,生理学検査,手術記録,病理学検査,EGFR遺伝子検査,使用した薬剤など)

5 ) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。調査結果は個人を特定できない形で関連の学会,論文およびインターネットにて発表する予定です。
研究に用いた試料および記録は研究終了後も半永久的に保存されます。

ご本人もしくは同意書にご署名を頂いた代諾者の方で,研究結果についてお知りになりたい方や,その他ご質問のある方は下記までお問い合わせ下さい。ご本人のご同意があれば,ご家族の方にも結果をお伝えできます。またご本人やご家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成27年9月30日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。お申出がなければご了解を得たものと判断させて頂きます。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
臨床遺伝子医療学分野
豊岡伸一(研究責任者)
電話:086-235-7436
岡山大学病院 呼吸器外科
宗 淳一,山本寛斉,牧 佑歩(研究代表者)
電話:086-235-7265(9時~17時 医局)
086-235-7862(17時~9時 東8病棟)
住所:〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5番1号

―2010年9月1日から2015年7月31日までに山口宇部医療センター・岡山ろうさい病院,岡山大学病院において悪性胸膜中皮腫,石綿肺と診断された方へ―

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授   氏名:豊岡 伸一
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授   氏名:三好新一郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授   氏名:大藤剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授  氏名:山根正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師   氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教   氏名:杉本誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教   氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:助教   氏名:三好健太郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教   氏名:大谷真二
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教   氏名:黒﨑毅史
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教   氏名:牧 佑歩
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座職名:大学院生 氏名:佐藤 博紀

1.研究の意義と目的
 悪性胸膜中皮腫の発生はアスベスト曝露と関連があり,本邦では2025~2030年頃に患者数のピークを迎えると予測されています。悪性胸膜中皮腫は悪性度が高い事が多く,診断からの生存期間中央値は15か月程度とされています。その理由として,有効な治療法が限られている事と,早期診断が困難な事が挙げられます。特に診断法については,手術により胸膜(胸の中にある肺などを覆う膜)を切除して検査をする事が一般的であり,多くの場合で進行した状態での発見となります。悪性胸膜中皮腫の早期診断法の確立はこの病気の治療成績の向上のためにも非常に重要です。

2.研究の方法
1 ) 研究対象:
 2005年1月1日から2015年7月31日までに山口宇部医療センター・岡山ろうさい病院, 2010年9月1日から2015年7月31日までに岡山大学病院で悪性胸膜中皮腫・石綿肺と診断され,研究目的での同意書を得た後に,胸水と血液を採取させて頂いた患者さんの検体を用います。また,比較材料として,岡山大学病院で肺癌等の他の疾患で診断のために胸水,血液の採取予定の患者さんより,検体を提供して頂きます。検体と共に,患者さんの診療情報を保管します。その際には,カルテ番号とは別に管理番号により管理し,カルテ番号と管理番号の対比表は厳重に保管します。また,氏名,生年月日等の個人が特定されるような情報は保管しません。

2 ) 調査期間:
平成27年8月開催の研究倫理審査委員会承認後~平成30年3月31日

3 ) 研究方法:
 上記の胸水,血液より,悪性胸膜中皮腫に特異的に上昇していると思われる,タンパク質,遺伝子の一部等の量を計測し,早期診断法として利用可能かを検討します。
 身体所見や病理・画像検査などを総合して,悪性胸膜中皮腫(病期・組織型を含む)や石綿肺,その他の胸水を伴う疾患に分別し,定量されたバイオマーカーの候補が統計学的に有用性が見られるか検討します。
推定された遺伝子について,同様に採取された転移性肺腫瘍の検体においてさらに詳しい分子医科学的検査を行い,腫瘍の増殖速度,他臓器への転移や予後との関連を調べます。

4 )調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢,性別,家族歴,既往歴
・ 診察所見,治療内容(導入療法・手術),術後経過,合併症,血液検査・画像診断(X線, CT)・生理学的検査(肺機能検査)・病理学検査・手術記録

5 ) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会・論文で発表する予定です。 資料は研究終了後5年間保存します。


この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成27年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者さんに不利益が生じることはありません。患者さんの御希望があれば,個人情報や研究に支障のない範囲で研究計画書及び研究の方法に関する試料を入手閲覧する事ができますので,お申し出下さい。研究結果の開示につきましては,患者さんや代諾者の方が希望される場合に開示します。患者さんのご家族が開示を希望される場合,患者さんご本人の同意が必要となります(患者さんご本人の意思確認が困難な場合のみ,ご家族のご希望により開示します)。開示を希望される方は下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科 助教
氏名:牧 佑歩
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269

―2010年9月1日から2015年6月30日までに岡山大学病院において転移性肺腫瘍の手術をされた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授  氏名:豊岡 伸一
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:助教  氏名:三好健太郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:大谷真二
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:黒﨑毅史
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:牧 佑歩

1.研究の意義と目的
 大腸癌、甲状腺癌、平滑筋肉腫,脂肪肉腫,骨肉腫,悪性線維性組織球腫などの悪性腫瘍は他臓器に遠隔転移部位事があり、肺はその中でも代表的な転移臓器です。これらの転移性肺腫瘍の中には、急速に増大したり、血管等に浸潤するなど、元の腫瘍よりも悪性度が進む例が見られます。
 この臨床的に悪性度が進行する,分子医科学的な変化はほとんど知られていません。
 この研究の意義は転移性肺腫瘍の悪性度の変化の原因を究明し、将来の治療に役立てる事にあります。

2.研究の方法
1 ) 研究対象:
 2010年9月1日から2015年6月30日までに岡山大学病院 呼吸器外科で転移性肺腫瘍に対して手術を受けられた患者さんの検体を用います。検体は『悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析』の同意の下で採取された、切除検体の腫瘍部及び正常肺部を用います。検体と共に,患者さんの診療情報を保管します。その際には,カルテ番号とは別の管理番号により管理し,カルテ番号と管理番号の対比表は厳重に保管します。また,氏名,生年月日等の個人が特定されるような情報は保管しません。

2 ) 研究期間:
平成27年9月開催の倫理委員会承認後~平成30年9月30日

3 ) 研究方法:
対象患者さんの中から、複数回手術を施行され,臨床的に悪性度が異なる病巣が混在する症例を選出します。複数の腫瘍の凍結検体よりDNA,RNAなどの核酸を採取し,遺伝子発現の解析を行い,悪性度進行と関連する遺伝子を推定します。
推定された遺伝子について,同様に採取された転移性肺腫瘍の検体においてさらに詳しい分子医科学的検査を行い,腫瘍の増殖速度,他臓器への転移や予後との関連を調べます。

4 )調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢,性別,家族歴,既往歴
・ 診察所見,治療内容(導入療法・手術),術後経過,合併症,血液検査・画像診断(X線, CT, MRI)・生理学的検査(肺機能検査)・病理学検査・手術記録

5 ) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会・論文・インターネットで発表する予定です。 資料は研究終了後20年間保存します。


この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成27年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者さんの皆様に不利益が生じることはありません。研究結果の開示につきましては,患者さんが希望される場合にご本人に開示することにしております。患者さんのご家族が開示を希望される場合,患者さんご本人の同意が必要となります(患者さんご本人の意思確認が困難な場合のみ,ご家族のご希望により開示します)。開示を希望される患者さんは下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科 助教
氏名:牧 佑歩
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269

―平成22年1月1日~平成22年12月31日の間に当科において肺がんに対する手術を受けられた方へ―

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授  氏名:豊岡伸一
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座職名:助教  氏名:三好健太郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:大谷 真二
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:黒﨑毅史
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:牧 佑歩

1.研究の概要
1 ) 研究の背景
原発性肺がんの悪性度は高く,本邦におけるがんの死因の第1位です。日本国民の健康福祉の向上のために治療成績の向上が求められています。
原発性肺がんの治療には,外科治療,抗癌化学療法,放射線療法がありますが,根治のためには外科治療が重要な役割を占めています。外科治療の成績向上のためには,大規模な集計による治 療成績の把握により,外科治療の適応,適切な術式の決定が必要です。
日本肺癌学会,日本呼吸器学会,日本呼吸器外科学会,日本呼吸器内視鏡学会の4 学会が合同で肺癌登録合同委員会が運営され,1998年以来これまでに5回の症例登録事業を行い,学会および学 術論文として報告し,肺癌治療の成績向上に貢献してきました。また,これらのデータは世界肺癌学会にも供与され,病期分類の改定にも大いに貢献してきました。

2 ) 研究の目的・意義
本研究の目的は,2010年の肺がん外科治療症例の検討より治療成績を把握することです。さらにその知見をもとに,今後の治療成績の向上に役立てる臨床研究を行い国内外に発信すると同時に,世界の肺がん治療の成績向上へも貢献することです。

2.研究の方法
1 ) 研究対象者:
平成22年1月1日~平成22年12月31日の間に岡山大学病院および共同研究機関で肺がんに対する手術を受けられた方を研究対象とします(岡山大学病院では124人)。

2 ) 研究期間:
平成28年3月倫理委員会承認後~平成29年12月31日

3 ) 研究方法:
平成22年1月1日~平成22年12月31日の間に当院および共同研究機関において肺がんに対する手術を受けられた方の情報をファルメディコ株式会社が管理するサーバーへ登録し,肺がんの治療成績向上に繋がる情報を東京理科大学で統計学的に調べます。

4 )使用する情報:
研究に使用する情報として,カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し,匿名化して,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

【病歴,術前診療情報】
性別,年齢,生年月,身長,体重,腫瘍の大きさ,腫瘍の数,腫瘍の場所,
治療前後の病期分類,治療前転移リンパ節の場所と個数,治療前併存疾患,術前化学療法の有無と内容,術前放射線照射の有無と内容,既往歴 など
【生理学検査】
肺機能,心電図
【手術記録】
手術日,術式,悪性胸水の有無,胸膜播種の有無,手術病期 など
【病理検査】
組織型,病理所見(脈管侵襲因子(ly,v),治療後のWHO のTNM 分類に従ったT因子・N 因子,病理学的治療効果判定,腫瘍遺残の有無(R因子)など
【術後診療情報】
術後補助療法の有無と内容,再発の有無,再発確認日,再発部位,予後,最終確認日,術後早期(30日以内)合併症,術後晩期(31日以降)合併症 など

5 ) 試料・情報の保存:
本研究に使用した情報は,研究終了後10年間保存させていただきます。なお,保存した情報を用いて新たな研究を行う際は,呼吸器外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

6 ) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院 呼吸器・乳腺内分泌外科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し,その他の情報(資料)は施錠可能な保管庫に保存します。

7 ) 研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば,個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で,この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので,お申出ください。
また,この研究における個人情報の開示は,あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により,ご家族等(父母(親権者),配偶者,成人の子又は兄弟姉妹等,後見人,保佐人)を交えてお知らせするこ ともできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら,遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして,学会や論文で発表しますので,ご了解ください。また,世界肺癌学会のデータベースにも供与され,TNM分類(がんの進行度の分類)の改定にも役立てられます。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また,あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成28年8月31日までの間に 下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:枝園和彦
電話:086-235-7265(平日:9時00分~17時00分)
ファックス:086-235-7269

-平成14年4月1日~平成25年5月28日までに当院において肺癌を含む悪性腫瘍の検査・治療(手術を含む)を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:教授  氏名:木浦 勝行
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤 剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授  氏名:豊岡 伸一
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:教授  氏名:堀田 勝幸
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本 寛斉
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:大谷 真二
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教  氏名:大橋 圭明
 所属 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:助教  氏名:三好健太郎
 所属:岡山大学病院 腫瘍センター職名:助教  氏名:久保 寿夫
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:牧 佑歩
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:黒﨑 毅史

1.研究の意義と目的
 悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)(以下,悪性腫瘍)の原因の一つとして,遺伝子の異常が関与しています。また異常な遺伝子を標的とする分子標的治療薬も開発され,一部の悪性腫瘍の治療成績が改善されています。肺癌におけるEGFR遺伝子の変異などが代表的な例です。しかしながら,悪性腫瘍のすべての原因が判明したわけではなく,原因となる新たな遺伝子異常を検討することがまだまだ必要といわれています。一方,人体から採取した悪性腫瘍から腫瘍細胞株や動物モデルを作ることは,悪性腫瘍の原因の解明や,新しい薬(治療法)を開発するために非常に重要です。これまでに多くの腫瘍細胞株が作られて検討が行われておりますが,悪性腫瘍の原因はすべてが解明されておらず,治療法も確立されておりません。
 この研究の目的は,医療行為により採取した悪性腫瘍患者由来のサンプル(腫瘍,血液,胸水,腹水,体液,正常組織など)を用いて,サンプル中の種々の遺伝子異常(変異・増幅・発現異常など)や蛋白発現の状態を検討して,悪性腫瘍の原因を調べることを目的としています。また,悪性腫瘍や正常組織から細胞株を作るとともに,マウスなどの動物へ腫瘍を移植して動物腫瘍モデルを作成します。また,悪性腫瘍患者では血液中に腫瘍細胞が循環しているという報告があり,新規診断法の確立のために血液を用いて初代培養を含む種々の解析を行います。

2.研究の方法
1 ) 研究対象:
 岡山大学病院にて,平成14年4月1日~平成25年5月28日まで行われた悪性腫瘍治療(手術を含む)症例を主な対象としています(平成20年4月1日~平成22年7月31日を除く)。対象者となることを希望されない方は,下記お問い合わせ先までご連絡下さい。

2 ) 研究期間:
平成25年5月29日から平成33年3月31日まで

3 ) 研究方法:
 上記の該当期間中に採取したサンプルから,遺伝子および関連物質,蛋白などを抽出して,遺伝子変異や遺伝子高発現などの遺伝子の異常や蛋白の発現状態を検討します。遺伝子異常の検討には,DNAシークエンス法,リアルタイムPCR法,マイクロアレイ法と言われる方法など,蛋白発現の検討にはWestern blotting法やELISA法などを用いますが,研究技術が進歩し,現在知られていない事実が分かった場合には,新たな技術を使用する可能性や,新たな遺伝子異常の解明を行う可能性があります。また、解析の一部を外部機関に委託することもありますが、今のところ肺癌組織におけるALKという蛋白質の発現状態を解析するための免疫染色(株式会社LSIメディエンス)と、肺癌組織のDNAの塩基配列決定のためのシークエンス解析(株式会社ファスマック)を委託する可能性があります。
またサンプルの一部から,腫瘍細胞株や正常組織細胞株を作ります。直接細胞株を樹立することが難しいと思われる場合には,まずマウスなどの動物にサンプルを直接移植して動物腫瘍モデルを作り,その後動物腫瘍モデルから腫瘍細胞株を作ります。細胞株の作成に成功した場合は,悪性腫瘍のさらなる原因解明と新しい治療法の開発を目的として,細胞株バンクなどの外部機関に樹立した細胞株を登録して,広く他の機関でも研究に役立てるようにします。その場合,細胞株に対して特許を取得することになります。また樹立した細胞株についても前述の遺伝子異常や蛋白発現の解析を行います。また血液からは,血漿や血清を分離して種々の解析を行う事に加えて,初代培養やその他の方法を用いて循環腫瘍細胞の分離を試みます。

4 )情報の保護:
 本研究の実施過程及びその結果の公表(学会や論文等)の際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。この研究の結果が,患者さんの家族の疾病予測や患者さん本人の診断や治療方針に影響することはありません。解析の一部を外部機関に委託する場合や細胞株バンクなどの研究機関に登録する際には,あなたのデータを送付する場合がありますが,その際あなたのデータはあなたの個人情報がわからないような形にして送付します。すべての個人情報については,標本に番号を付けて匿名化し,連結可能匿名化の上で取り扱いを行います。。

5 ) 医学上の貢献:
 悪性腫瘍の発生に深く関係している未知の遺伝子異常が発見された場合,新しい治療法確立の一助となりえます。新しい細胞株や動物腫瘍モデルを作ることによって,これらのモデルを用いた基礎的実験が可能となり,悪性腫瘍の理解と新規治療法の確立の一助となる,という医学上の貢献がなされることが考えられます。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:宗 淳一・山本寛斉・牧 佑歩
電話:086-235-7265(9時~17時 医局)
   086-235-7862(17時~9時 東8病棟)
ファックス:086-235-7269

-平成24年1月1日~平成28年12月31日の期間に当科で手術を受けられた患者さまへ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:准教授 氏名:大藤剛宏
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:豊岡伸一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山根正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:杉本誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:三好健太郎

1.研究の意義と目的
医学・医療の進歩のためには様々な研究が必要ですが経験した症例を解析することによって得られる知識が重要となる場合が多く認められます。経験した症例から新しい知識を得るためには良質なデータベースが必要であり特に稀な疾患さらには経験の少ない治療法の解析には症例数も重要となることがあります。しかしながらひとつの施設での検討では十分な症例数を集めるためには長期間かかることもあり新しいエビデンスを確立することが困難なことも多く認められます。そのため多くの施設と協力して統一データベースを構築しておくことは解析が速やかに実行可能となり医学の進歩に有用であると考えられます。このような現状を考えてエビデンスレベルの高い外科的治療を行うために我々は呼吸器外科手術症例に対する多施設共同の統一データベースを作成することとしました。
本研究の目的は中国四国を中心とした肺癌など胸部悪性疾患・自然気胸・胸腺腫・膿胸などに対する呼吸器外科手術の多施設統一データベースを作成し呼吸器外科手術の治療成績について検討できる環境を作ることです。


2.研究の方法
1) 研究対象:
原発性肺癌・転移性肺癌・悪性胸膜中皮腫・自然気胸などの胸部疾患に対して中四国関連病院で手術を受けた患者様7000名を対象しておりそのうち岡山大学病院にて手術を受けた患者様1250名を含みます。

2) 調査期間:
平成24年1月1日~平成33年3月31日

3) 研究方法:
平成24年1月1日~平成28年12月31日までの間に岡山大学病院や中四国関連病院において手術を受けられた患者様について研究者が診療情報(カルテ)をもとに患者情報(採血・呼吸機能検査データ肺癌の進行度)治療方法予後などについてのデータを収集します。

4) 調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますがあなたの個人情報は削除し匿名化し個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
年齢・性別・家族歴・既往歴・診察所見・治療内容・臨床データ(喫煙指数・各種血液データ・呼吸機能検査・使用した薬剤・手術方法や手術時間・術後の合併症・手術切除標本の病理組織データ・治療成績など)を収集します。

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存しその他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。なおご了承頂ければ本研究終了後も10年間資料を保存させて頂き新たな研究に使用させて頂ければと思います。保存した情報を用いて新たな研究を行う場合は本学倫理委員会で審査後に改めて承認された場合のみ保存した情報を使用することとします。
この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので平成33年3月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。この期間中にお申出がなければご了解を得たものと判断させて頂きます。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:宗 淳一
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269

-平成26年6月1日~平成26年12月8日までに岡山大学病院呼吸器内科・外科において「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」研究に参加された方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授      氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:教授      氏名:木浦勝行
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:枝園和彦
 所属:岡山大学病院 血液・腫瘍内科職名:助教      氏名:堀田勝幸
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教      氏名:大橋圭明
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教      氏名:市原英基
 所属:岡山大学病院 腫瘍センター職名:助教      氏名:久保寿夫
 所属:岡山大学病院 緩和支持医療科職名:助教      氏名:南 大輔
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:渡邉元嗣
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:佐藤博紀
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:大学院生(医師)氏名:鳥越英次郎
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:難波 圭
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:下田篤史
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科職名:大学院生(医師)氏名:田村朋季
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:松原岳大
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:花房裕子
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:派遣職員    氏名:窪田弥生

1.研究の意義と目的
 肺がんはがんによる死因の第1位を占めている疾患で,その克服のために様々な治療法が開発されてきました。イレッサ®やタルセバ®をはじめとする,上皮小体成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)もその1つで,これはEGFR遺伝子の変異を持つ肺がんに非常によく効きますが,残念ながら効かなくなる可能性が高いことが知られています。そのEGFR-TKIが効かなくなる原因の半分は,肺がんのEGFR遺伝子にT790Mという変異が起こるためであることがわかっています。現在,このEGFR T790M変異を抑えることができる薬が複数開発され,保険診療で使えることを目標に臨床治験が活発に行われています。
 そのため,このEGFR T790M変異を見つけることは肺がんの治療方法を考える上で,非常に重要になりますが,今のところEGFR T790M変異を簡便に調べる方法がありません。一般的な方法として,肺に直接針を刺すなどして直接腫瘍の細胞を取ってくる必要がありますが,患者さんへの負担が大きくなります。そこで,採血,尿または呼気検査など負担の少ない方法でEGFR T790M変異を見つける方法の開発が望まれています。
 今回私たちは,EGFR T790M変異の発見にデジタルPCRという新しい方法を試みました(方法の詳細については,下記「3研究方法」に記載してあります)。第1段階として,まずは購入することができる肺がん細胞の培養株を患者さんから採取させていただいた腫瘍組織の代わりとして使用して,検査方法の開発を始めました。その結果,ごく少量のEGFR T790M変異を見つけることに成功しています。 以上のことを踏まえて,今回の研究を計画しております。


2.研究の方法
1) 研究対象:
平成26年6月1日から平成26年12月8日までに岡山大学病院の呼吸器内科・外科で診療を行った肺癌の患者さん33名

2) 調査期間:
平成27年1月の研究倫理審査専門委員会承認後から平成30年1月31日まで

3) 研究方法:
患者さんから採取された組織・血液・尿・呼気といった検体から,まずはDNAを抽出します。そして,抽出したDNAを薄めて,一人当たり約2万個の液滴(ドロップレット)の中に分割して入れ込みます。このドロップレットそれぞれの中で反応を行い,目的の変異を増やします。その結果,もしドロップレットの中にEGFR T790M変異が含まれていた場合,そのドロップレットが光るようになります。この光ったドロップレットの数を数えることで,デジタル的にEGFR T790M変異を検出することが出来ます。これをデジタルPCR法といいます。このデジタルPCR法で,以前に保存された組織や血液・尿から抽出したDNAを用いてEGFR T790M変異を検出し,またその量を測ります。そしてその結果が,以前の方法で確認した結果と合致しているかどうか,病気の進行度や抗がん剤の効き具合に関係しているかどうかを調べます。

4) 調査票等:
上記の組織・血液や尿・呼気の他に,研究資料としてカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・年齢,性別,既往歴,診察所見,治療内容,臨床データ(喫煙指数,各種血液データ,画像診断,生理学検査,手術記録,病理学検査,EGFR遺伝子検査,使用した薬剤など)

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。調査結果は個人を特定できない形で関連の学会,論文およびインターネットにて発表する予定です。 研究に用いた試料および記録は研究終了後5年間保存されます。
 ご本人もしくは同意書にご署名を頂いた代諾人の方で,研究結果についてお知りになりたい方や,その他ご質問のある方は下記までお問い合わせ下さい。ご本人のご同意があれば,ご家族の方にも結果をお伝えできます。またご本人やご家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,平成27年2月28日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。この期間中にお申出がなければご了解を得たものと判断させて頂きます。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
臨床遺伝子医療学分野 豊岡伸一(研究代表者)
電話:086-235-7436
岡山大学病院 呼吸器外科 宗 淳一,山本寛斉,牧 佑歩
電話:086-235-7265(9時~17時 医局)
086-235-7862(17時~9時 東8病棟)
住所:〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5番1号

-2010年9月1日から2015年1月27日までに当院において肺癌を含む悪性腫瘍の検査・治療(手術を含む)を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授       氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 所属 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授      氏名:三好新一郎
 所属 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 消化器外科学分野職名:教授      氏名:藤原 俊義
 所属 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 生体制御科学専攻生体薬物制御学講座
 歯科薬理学分野職名:教授      氏名:小崎 健一
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:准教授     氏名:冨田 秀太
 所属:岡山大学病院 消化管外科職名:講師      氏名:永坂 岳司
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本 寛斉
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:助教      氏名:母里 淑子
 所属 岡山大学病院 呼吸器外科職名:医員(大学院生)氏名:渡邉 元嗣
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:佐藤 博紀
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:鳥越英次郎
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:大学院生(医師)氏名:難波 圭

1.研究の意義と目的
 近年,悪性腫瘍の発生・進行の原因として,種々の遺伝子異常が関与していることが報 告されています。また,腫瘍の発生・進行に深く関与する遺伝子異常を特異的に阻害することで,既知の治療法と比較して病状が著しく改善する種々の分子標的治療法も実地医療においてすでに確立されており,遺伝子変異・発現異常などの遺伝子異常を調べることは,腫瘍の理解を深め,新規治療法の確立に繋がるため,非常に重要です。一方で,全ての腫瘍にこのような腫瘍化に関与している遺伝子変異(ドライバー変異)が認められるわけではなく,そのような腫瘍では既知の治療法も充分満足できるものではないため,難治性の悪性腫瘍として認識されています。このような難治性の固形腫瘍に対する新規治療法の確立のためには,腫瘍の特性を掴むことが重要であり,そのためには腫瘍細胞のゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボロームにどのような異常があるのかを網羅的に解析すること(オミクス解析)が必要になると考えられます。
本研究では,医療行為により採取した難治性固形癌患者由来のサンプル(腫瘍片,血液,胸水,腹水,体液,正常組織など)の余剰分を用いて,サンプル中の全ゲノム,全遺伝子RNA発現,全マイクロRNA発現,メチル化,全蛋白質発現などを網羅的および詳細に検討して,診断バイオマーカーや新規治療法の確立のきっかけとなるような腫瘍の成因・特性を探求することを目的とします。


2.研究の方法
1) 研究対象:
岡山大学病院にて,2010年9月1日から2015年1月27日までに行われた悪性腫瘍治療(手術を含む)症例で,「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」に同意された患者さまを主な対象としています。

2) 研究期間:
2015年1月28日から2019年3月31日まで

3) 研究方法:
本研究は,治療や診断上必要不可欠な手術・生検・採血などの医療行為により得たサンプルのうち,治療や診断に必要な量を除いた余剰のサンプルを用います。本研究用に新たにサンプルを採取するわけではありません。血液サンプルの場合は,診療上必要な採血時(約10 mL)に「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究のために追加で採取(1回あたり15 mLずつ,合計最大10回まで)して保存してあるサンプルを使います。採取したサンプル中のゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボロームの異常を,次世代シークエンサーやマイクロアレイ,質量分析計などを用いて網羅的に解析します。網羅的解析については共同研究機関の国立がん研究センター東病院・徳島大学・東京医科歯科 大学・京都大学と協力して行います。研究技術が進歩し,現在知られていない事実が分かった場合には,新たな技術を使用する可能性や,新たな遺伝子異常の解明を行う可能性があります。また,研究が進捗する過程で解析の一部を国内外の外部機関に委託することもあります。

4) 調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢,性別,家族歴,既往歴
・ 診察所見,臨床病期,治療内容,手術記録,生理学検査,病理学検査,血液検査,感染症検査,染色体検査,CT等の画像所見
試料としては過去に生検や手術などで採取した組織と血液検査時に追加で採取した血液を使用します。

5) 情報の保護:
本研究の実施過程及びその結果の公表(学会,論文,インターネット,新聞やテレビなどのマスコミ等)の際には,あなたを特定できる情報は一切含まれません。この研究の結果が,あなたの家族の疾病予測やあなたの診断や治療方針に影響することはありません。解析の一部を外部機関に委託する場合はあなたのデータを送付する場合がありますが,その際あなたのデータはあなたの個人情報がわからないような形にして送付します。すべての個人情報については,標本に番号を付けて匿名化し,連結可能匿名化の上で取り扱いを行います。

6) 医学上の貢献:
悪性腫瘍の発生に深く関係している未知の遺伝子異常が発見された場合,新しい治療法確立の一助となりえます。

7) 資料(試料)の保存と廃棄:
資料(試料)は研究終了後20年間保存させていただき,遺伝子解析研究を含む新たな研究を行う際の貴重な資料として利用させていただきたいと思います。この場合は資料(試料)からあなたの個人情報を削除し,資料に新たに番号を振り分け,カルテ番号との対応表を作成して研究データとは別に管理して(連結可能匿名化)保存します。過去の資料(試料)をこの研究に使用する事に関して了承されない場合には,資料(試料)とデータはただちに破棄します。

8) 研究結果の開示:
この研究結果の開示は,あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により,ご家族等(父母(親権者),配偶者,成人の子又は兄弟姉妹等,祖父母,同居の親族またはそれらの近親者に準ずると考えられる者,後見人,保佐人)を交えてお知らせすることもできます。 この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。あなたやご家族の情報や過去に採取しているサンプルが研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,2018年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:宗 淳一・山本寛斉
電話:086-235-7265(9時~17時 医局)
086-235-7862(17時~9時 東8病棟)
ファックス:086-235-7269

-1998年1月1日以降2015年12月31に当科において肺がんに対する切除術を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授  氏名:豊岡 伸一
 岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤 剛宏
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根 正修
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本 誠一郎
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本 寛斉
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:三好 健太郎
 岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:大谷 真二
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:枝園 和彦

1.研究の意義と目的
 進行非小細胞肺癌に対する,導入化学放射線療法後の肺切除術は,本邦でも多数の報告例があり,その有効性が報告されてきています。岡山大学病院呼吸器外科においても,これまで良好な成績を報告してきました。しかしながら, 化学放射線療法後の肺切除の世界的にはまだ,確立された治療法とは言い難い状況です。これは,化学療法や放射線化学療法の内容と方法に施設間の違いが大きい事と,対象となる肺がんの状態が絞り切られていない事が大きな理由と考えられます。また,この治療法は術後生存期間だけではなく,間質性肺炎を代表とする副作用が懸念されています。そのため,手術後も長期に渡る観察が重要と考えられます。本研究の意義は,岡山大学病院 呼吸器外科で行われている化学放射線療法後の肺切除の治療成績と副作用を長期に渡り観察し、さらには化学放射線療法を行っていない患者さんと比較する事により,その手法と対象となる肺がんの状態を検討することにあります。


2.研究の方法
1) 研究対象:
1998年1月1日から2014年12月31日に手術が行われた非小細胞肺癌患者さんのうち,気管支再建などの臓器再建が必要な手術が行われた患者さん (約80人)。

2) 調査期間:
2016年7月 研究倫理審査専門委員会の承認後~2018年3月31日

3) 研究方法:
対象症例から臨床情報を収集し,統計学的な手法により再発や生存に関わる因子の解析を行います。また,治療による副作用の有無や呼吸状態を始めとする,日常生活の活動性を観察します。

4) 調査票等:
研究資料にはカルテから情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
抽出する臨床情報は性別,年齢,癌の大きさ,癌の数と場所,治療前の病期,治療前の転移リンパの場所および個数・大きさ,治療前合併症,間質性肺炎(肺の線維化)の有無,治療前肺機能,術前化学療法の有無,術前化学療法に用いた薬剤名,術前化学療法の回数,術前放射線照射の有無,術前放射線照射部位および放射線の照射量,放射線による肺炎の有無,手術日,手術方法,胸水中の癌細胞の有無,肺や胸壁表面に散布された腫瘍の有無,腫瘍が肺の外に浸潤しているか,組織型,癌が血管やリンパ管に浸潤しているか,治療後の病期,病理学的な手術前治療の治療効果判定,手術後の腫瘍遺残の有無,術後補助療法の有無,術後補助化学療法に用いた薬剤名,再発の有無,再発確認日,再発部位,予後(生存期間,無再発期間),最終確認日,術後早期(30日以内)合併症,術後晩期(31日以降)合併症です。

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
収集した情報は研究終了後も10年間保存させて頂き、今後の研究で貴重なデータとして比較させて頂く可能性があります。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会・論文で発表する予定です。

この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,2015年4月30日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。研究結果の開示につきましては,患者さん及びご家族が希望される場合にご本人に開示することにしております。開示を希望される患者さん及びご家族の方は下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:佐藤 博紀
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269

-平成24年4月1日から平成28年7月31日までに当科において肺癌の治療を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 臨床遺伝子医療学職名:教授      氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:教授      氏名:三好新一郎
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:准教授     氏名:冨田秀太
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:枝園和彦
 岡山大学病院新医療研究開発センター職名:技術職員    氏名:松原岳大
 岡山大学病院新医療研究開発センター職名:技術職員    氏名:花房裕子
 岡山大学病院新医療研究開発センター職名:技術職員    氏名:窪田弥生
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:大学院生(医師)氏名:難波 圭

1.研究の概要
1) 研究の背景および目的:
 肺癌においてEGFRという遺伝子に対する分子標的薬の優れた効果が報告されて以来、薬剤の標的となる遺伝子変異の種類に応じて薬剤の開発が進んでいる一方で、耐性獲得によって治療効果が低くなる(治療抵抗性)が大きな問題となっています。EGFRの分子標的薬では、代表的耐性機構として報告されているものの一つとして、T790Mという変異に代表されるマイナーな変異が挙げられます。T790M変異には第三世代のEGFR分子標的薬の有効性が示されており、その他のマイナー変異にも各世代のEGFR分子標的薬がそれぞれ有効なことがあり、変異の種類によって薬剤の使い分けをすることで最適な治療を選択できる可能性が示唆されています。また最近の報告では、耐性変異を獲得する前から存在している超マイナークローンが増殖する可能性も強く示唆されています。またEGFR以外の遺伝子異常においてもそれぞれに特化した分子標的薬の開発が進んでいます。こうしたゲノム異常を含めた遺伝子多様性の解明において、次世代シーケンサー(NGS)の進歩により実臨床の場で癌組織や血液等の検体を採取してゲノム解析を行うクリニカルシーケンスが進んでいます。今回使用するNGSは検出感度を従来より10程度高め、かつ複数の癌関連遺伝子を同時に解析可能です。今回行う研究では、手術前に採取した血液および手術時に採取した腫瘍組織検体の余りからDNAを抽出し、次世代シーケンサーにて解析を行い、これらの検体で得られた結果と,過去の検出法で得られた結果との整合性を確認します。また、EGFRを含む複数の癌関連遺伝子について解析を行います。

2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義:
研究成果によって一人一人の遺伝子変異の特徴に合わせた有効な治療選択につながり、肺癌の治療成績改善に貢献できる可能性があります。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成24年4月1日から平成28年7月31日までに岡山大学病院呼吸器外科で肺癌に対し外科的治療を受けられた方、または受ける予定の方のうち、「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された方200名を研究対象とします。

2) 研究期間:
平成 28 年 9月倫理委員会承認後~平成 31 年 3月 31 日

3) 研究方法:
平成24年4月1日から平成28年7月31日までに当院において肺癌の手術を受けられた方で、研究者が診療情報をもとに臨床情報のデータを選び、腫瘍および血液などの検体について種々の網羅的分析を行い、マイクロバイオームの解析を行います。

4) 使用する試料:
この研究に使用する試料として、すでに保存されている肺癌組織を100mg使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 使用する情報:
この研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

   1)患者基本情報:年齢,性別,診断名,喫煙歴
   2)画像検査( CT )
   3) 腫瘍組織型
   4) EGFR 遺伝子変異の有無
   5)腫瘍組織(手術で切除された標本中の残余検体。研究対象者事前同意あり)
   6)血液検体(術前検査と同時に採取された検体。研究対象者の事前同意あり)

6) 試料・情報の保存、二次利用:
この研究に使用した試料・情報は、研究の中止または研究終了後20年間、岡山大学病院内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の試料・情報は施錠可能な保管庫に保存します。なお、保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は、呼吸器外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

7) 研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文、インターネットで発表しますので、ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成28年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:山本寛斉
電話:086-235-7265(平日:9時00分~17時00分)
ファックス:086-235-7269

-平成18年1月1日~平成26年12月31日までに当科において肉腫肺転移に対し肺切除手術を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授   氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名:三好新一郎
 岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤 剛宏
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根 正修
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本誠一郎
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本 寛斉
 岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:大谷 真二
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:助教  氏名:三好健太郎
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:枝園 和彦

1.研究の意義と目的
 肉腫とは悪性腫瘍の一種であり,筋肉や神経,骨などの結合組織に発生します。一般に肉腫は治療が難しく,容易に肺に転移をきたします。肺転移のように,元々の腫瘍から離れた場所に転移することを遠隔転移と言いますが,悪性腫瘍の遠隔転移に対する治療としては全身化学療法を行うのが一般的です。しかし,肉腫においては現在までに確立された化学療法は存在せず,また分子標的薬においても劇的な効果を示すとは言えません。そのような状況で,肺転移に対しては積極的に手術による切除が行われてきていますが,肺転移に対する肺切除術がどの程度肉腫の患者さんの生存期間を改善しているかは不明です。そこで,当院での種々の肉腫肺転移に対し施行された肺切除術の治療成績について過去の記録に遡って解析・評価することにしました。

2.研究の方法
1) 研究対象:
岡山大学病院の呼吸器外科で種々の肉腫肺転移に対し、肺切除手術を受けられた患者さん(129人)

2) 調査期間:
平成28年12月開催の研究倫理審査専門委員会承認後~平成32年3月31日

3) 研究方法:
平成18年1月1日から平成26年12月31日までの間に当院において種々の肉腫肺転移に対し肺切除手術を受けられた患者さんで,研究者が診療情報をもとに手術に関する内容および術後経過,合併症,生存情報,各種検査のデータを選び,それらの情報を検討します。

4) 調査票:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢,性別,家族歴,既往歴
・ 診察所見,治療内容(手術・化学療法・ラジオ波焼灼術),術後経過,合併症,生存情報(初回肺転移手術日からの生存期間),血液検査・画像診断(X線, CT, PET/CT, MRI)・生理学的検査(心電図・肺機能検査)・病理学検査・感染症検査

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会,論文,インターネットにて発表する予定です。

6) 予想される医学上の貢献:
肺転移を認める肉腫の患者さんに対して肺切除術が利益をもたらしているかは現時点で不明であり,本研究を行うことで、どのような患者さんに肺切除術を行うべき、あるいは行うべきでないといった事が明らかになる可能性がありますので、意義があると考えます。

7) 資料の保存:
資料は研究終了後20年間保存させていただきます。資料から患者さまの個人情報を削除し,資料に新たに番号を振り分け,カルテ番号との対応表を作成して研究データとは別に管理して(連結可能匿名化)保存します。

8) 研究結果の開示:
研究結果の開示につきましては,本研究で行なう解析の結果はあくまでも研究として行うので、原則、本研究に参加した患者さん御本人に解析の結果は通知しない予定です。
この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。

また、患者さんの情報が研究に使用されることについてご了承頂けない場合には研究対象としませんので、平成29年1月31日までに下記の連絡先までお申し出下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:山本 寛斉
電話:086-235-7265(平日昼間のみ) ファックス:086-235-7269

-平成22年8月1日~平成28年7月26日の間に当科において非小細胞肺癌の治療を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 臨床遺伝子医療学職名:教授  氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:准教授 氏名:冨田秀太
 岡山大学病院呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 岡山大学病院呼吸器外科職名:助教  氏名:山本寛斉

1.研究の概要
1) 研究の意義:
肉腫は難治性悪性腫瘍の一つであり、病態の解明・治療の発展はまだ充分ではありません。この研究では、次世代シークエンサーを用いた網羅的解析により遺伝子変異に対して効果が期待される現在開発中の薬剤を含む治療薬や新規バイオマーカーの情報を探索します。将来適切な臨床試験により臨床応用されるならば、有効な標準治療に乏しく診断も難しい希少がんである軟部肉腫および悪性中皮腫患者の生存率の向上や個別化医療への貢献が期待されます。

2) 研究の目的:
「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された患者様で、検体を頂いている軟部肉腫(平滑筋肉腫、線維肉腫等)および悪性中皮腫の患者様から、末梢静脈より採血した白血球などの血液細胞および手術で摘出した腫瘍組織からDNAを抽出し、次世代シーケンサ―を用いてエクソーム、エピゲノムのシーケンス解析を行うことにより、個々の患者のがん細胞で生じている遺伝子変異(somatic mutation)を網羅的に解析します。また腫瘍組織からRNAを抽出しトランスクリプトーム解析(融合遺伝子解析)を行います。


2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成22年8月1日~平成28年7月26日の間に岡山大学病院呼吸器外科において肉腫肺転移の手術を受けられた方のうち「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された方120名を研究対象とします。

2) 研究期間:
平成28年7月倫理委員会承認後~平成31年3月31日

3) 研究方法:
平成22年8月1日~平成28年7月26日の間に当院において肉腫肺転移の手術を受けられた方で、研究者が診療情報をもとに臨床情報のデータを選び、腫瘍および血液検体について種々の網羅的分析を行います。

4) 使用する試料:
研究に使用する試料として、すでに保存されている腫瘍組織を100 mg使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 使用する情報:
研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢、性別、家族歴、既往歴、喫煙歴
・ 診察所見、治療内容、血液検査データ

6) 試料・情報の保存:
本研究に使用した試料・情報は、研究終了後20年間保存させていただきます。なお、保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は、呼吸器外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

7) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器外科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

8) 研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申出ください。
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成28年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:山本寛斉
電話:086-235-7265(平日:9時00分~17時00分)
ファックス:086-235-7269

-平成25年1月1日~平成27年12月31日の間に当院において消化器癌(胃癌・大腸癌など)、肺癌の手術を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻
 臨床遺伝子医療学職名:教授      氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻
 消化器外科学職名:教授      氏名:藤原俊義
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:教授      氏名:三好新一郎
 岡山大学病院 消化管外科職名:講師      氏名:佃和憲
 岡山大学病院 消化管外科職名:助教      氏名:浅野博昭
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:枝園和彦
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻
 消化器外科学職名:大学院生(医師)氏名:吉岡貴裕

1.研究の概要
1) 研究の背景および目的:
悪性新生物(癌など)は日本人の死亡原因の第1位であり、なかでも消化器癌(胃癌・大腸癌など)は大腸癌が癌死亡原因の2位、胃癌が3位、膵臓癌が4位、肝臓癌が5位と死亡原因の上位を占めています。したがって、消化器癌の研究は医療の分野において多大なる貢献をもたらすと考えられております。
近年の研究によって、多くの肺癌および乳癌、また一部の消化器癌においてEpidermal Growth Factor Receptor(EGFR)ファミリータンパク質の異常を認めており、このタンパク質からの情報の伝達が腫瘍発生・増殖に非常に重要であることが分かっております。
現在の臨床の現場においてこれらのタンパク質を標的とした抗癌剤治療が標準的な化学療法として導入されており、奏功しています。その一方、薬剤耐性化などにより既存の治療法では完全には癌を克服することはできておりません。
これまでの岡山大学での研究により、EGFRファミリータンパク質の一つであるHuman Epidermal Growth Factor Receptor 2 (HER2)がCytokeratin 19 (CK19)と複合体形成していることが分かりました。このCK19の断片化したものであるCYFRAは肺癌の腫瘍マーカーとして臨床の現場において使用されており、また乳癌において予後不良因子との報告も存在します。
岡山大学では手術によって摘出された肺癌および乳癌の手術摘出標本を免疫染色する事により、HER2とCK19の関連性を比較検討し、メカニズムの解明を行ってきました。このHER2とCK19との関連性が消化器癌においても認められるかどうかさらなる検討を行う事により、これらのタンパク質の細胞内における新たなメカニズムの解析や治療ターゲット発見につながり、悪性腫瘍の治療選択肢を広げることにつながる と考えております。
本研究では、手術によって摘出された肺癌および消化器癌の手術摘出標本を免疫染色し、HER2、CK19との関連性を比較検討させていただきます。
2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義:
消化器癌におよび肺癌の手術摘出標本を免疫染色し、HER2、CK19の関連性、患者背景などを比較検討する。


2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成25年1月1日~平成27年12月31日の間に岡山大学病院において消化器癌(胃癌・大腸癌など)、 肺癌の手術を受けられた方120名を研究対象とします。

2) 研究期間:
平成28年9月倫理委員会承認後~平成30年3月31日

3) 研究方法:
平成25年1月1日から平成27年12月31日の間に、岡山大学病院において外科手術によって摘出された消化器癌、肺癌標本を免疫染色し、HER2、CK19陽性・陰性グループ間における病歴、術後の経過、各種検査結果などを比較検討します。

4) 使用する試料:
この研究に使用する試料として、すでに保存されている手術標本を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 使用する情報:
この研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢、性別、家族歴、既往歴
・ 診察所見、治療内容、血液検査や病理組織診断などの検査データ
6) 試料・情報の保存、二次利用:
この研究に使用した試料・情報は、研究の中止または研究終了後20年間、岡山大学臨床研究棟9階、呼吸器・乳腺内分泌外科で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の試料・情報は施錠可能な保管庫に保存します。なお、保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は、改めてその計画書を倫理員会において承認を受けた上で活用させていただきます。
7) 研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成29年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
職名:助教
氏名:枝園 和彦
電話:086-235-7265(平日:8時30分~17時15分)
ファックス:086-235-7269

-2002年4月1日~2011年12月31日までに岡山大学病院呼吸器内科・外科において「遺伝的発がん高リスクグループの遺伝的素因に関する研究」「遺伝子異常に基づく肺癌の診断・治療効果予測に関する研究」もしくは「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析,ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」研究に参加された方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻
 腫瘍制御学講座 臨床遺伝子医療学分野職名:教授      氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:教授      氏名:木浦勝行
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:牧 佑歩
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:准教授     氏名:冨田 秀太
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:准教授     氏名:森田 瑞樹
 所属:岡山大学病院 皮膚科職名:助教      氏名:梅村 啓史
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻腫瘍制御学講座
 腫瘍制御学講座 臨床遺伝子医療学分野職名:大学院生(医師)氏名:鳥越英次郎
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:松原岳大
 所属:岡山大学病院 バイオバンク職名:技術職員    氏名:花房裕子
 所属:岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:技術職員    氏名:窪田弥生

1.研究の意義と目的
肺がんはがんによる死因の第1位を占めている疾患であり、その克服のために様々な治療法が開発されてきました。イレッサ®やタルセバ®をはじめとする,上皮小体成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)もその1つで,これはEGFR遺伝子の変異を持つ肺がんに非常によく効きます。肺がんではEGFRだけでなく,様々な遺伝子変異が報告されており,同様に治療の標的として研究が進んでいます。 肺がんは喫煙をされている中高齢者に発症することが多いのですが、全体の2-7%は40歳未満の若年者に発症し、それらは若年性肺がんと呼ばれます。その若年性肺がんでは、中高齢者の肺がんよりも遺伝子異常が発癌に強く影響している可能性があると言われています。しかし、この若年性肺がんに特有の遺伝子変異は未だに発見されておりません。
若年者肺がんに特有の遺伝子変異を発見することで,その遺伝子変異を有する患者に有効な薬剤の開発につながり、患者さんの予後の改善が期待できると考えております。
以上のことを踏まえて,今回の研究を計画しております。

2.研究の方法
1) 研究対象:
2002年4月1日から2011年12月31日までに岡山大学病院呼吸器外科で肺癌に対して手術を受けた患者さんのうち,40歳未満もしくは40歳代,非喫煙者,EGFR遺伝子変異なし・ALK融合遺伝子なし,臨床検体が保存されている,以上をすべて満たす患者さん30名。ならびに同期間内に岡山大学病院呼吸器外科で肺がん手術を受け、臨床検体が保存されている中高齢者の中で,ランダムに抽出された患者さん20名。合計50名。

対象 比較対象
40歳未満 40歳(40~49歳) 中高齢者(50歳以上)
非喫煙者 非喫煙者 臨床検体あり
臨床検体あり 臨床検体あり データベースからランダムに抽出
EGFR(-)ALK(-) EGFR(-)ALK(-)  
10名 20名 20名


2) 調査期間:
平成27年9月の研究倫理審査専門委員会承認後から平成30年8月31日まで。

3) 研究方法:
2002年4月1日から2011年12月31日までに岡山大学病院呼吸器外科で肺がんに対する手術を行った患者さんの中で,40歳未満,非喫煙者,EGFR遺伝子変異・ALK融合遺伝子なし,これらすべてを満たす患者さんの組織検体10例を用いて、がん・および正常肺組織からDNA・RNAを抽出し,次世代シークエンス(以前よりも高速・高精度に遺伝子配列を読み取ることができる機械です。)を用いて遺伝子配列を解析します。また上記に加え、比較対象として, 40~49歳の患者さん20例の肺がん組織,50歳以上の患者さんの肺がん組織20例も同様に解析し検討します。

4)調査票等:
上記の組織の他に,研究資料としてカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,患者さんの個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
年齢,性別,既往歴,診察所見,治療内容,臨床データ(喫煙指数,各種血液データ,画像診断,生理学検査,手術記録,病理学検査,EGFR・ALK遺伝子検査,使用した薬剤など)

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学病院内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。調査結果は個人を特定できない形で関連の学会,論文およびインターネットにて発表する予定です。研究に用いた試料および記録は研究終了後も半永久的に保存されます。

ご本人が希望された場合、研究結果についてお伝え出来ます。また、ご本人のご同意があれば,ご家族の方にも結果をお伝えできます。また、ご本人の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので,下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。平成27年10月30日までにお申出がなければご了解を得たものと判断させて頂きます。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
臨床遺伝子医療学分野
豊岡伸一(研究責任者)
電話:086-235-7436
岡山大学病院 呼吸器外科
宗 淳一(研究代表者)
電話:086-235-7265(9時~17時 医局)
086-235-7862(17時~9時 東8病棟)
住所:〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5番1号

-平成22年8月1日~平成28年3月31日の間に当科において非小細胞肺癌の治療を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
臨床遺伝子医療学
職名:教授  氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科職名:教授  氏名:三好新一郎
 岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:教授  氏名:木浦勝行
 岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:教授  氏名:大藤剛宏
 岡山大学病院 新医療研究開発センター職名:教授  氏名:堀田勝幸
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根正修
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本寛斉
 岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教  氏名:大橋圭明
 岡山大学病院 呼吸器・アレルギー内科職名:助教  氏名:久保寿夫

1.研究の概要
1) 研究の目的:
比較的進行した非小細胞肺癌に対する治療は化学放射線療法または化学療法が施行され、さらに手術が追加されることがあります。化学放射線療法と化学療法単独のどちらがより治療効果があるかについてはまだ充分な解析が成されていませんが、化学放射線療法のほうが脳転移などの遠隔転移を制御できるという報告もあります。私達は、腫瘍が放射線によって照射されると腫瘍由来の核酸や蛋白などが血中に放出され、免疫系が活性化されるのではないかと考えています。なぜ化学放射線療法が優れているのか、基礎的な実験で証拠を示す事が出来れば、将来の医療に大いに貢献できると考えられます。

2) 研究の目的:
「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された患者様で、化学放射線療法または化学療法単独による治療前後ですでに血液を採取されている患者様を対象として、血漿中の核酸や蛋白などを測定します。また、血漿中のリンパ球も測定し、免疫系の活性化の違いを検討します。また、原発腫瘍の化学放射線療法または化学療法前後の生検検体と、手術が付加された場合は手術検体より種々の遺伝子異常・蛋白発現異常を網羅的に解析します。これらの結果により、化学療法単独に対する化学放射線療法の遠隔転移制御効果について検討します。研究対象者数は100人を予定しています。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成22年8月1日~平成28年3月31日の間に岡山大学病院呼吸器外科/呼吸器内科において非小細胞肺癌の治療を受けられた方のうち「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された方100名を研究対象とします。

2) 調査期間:
平成28年3月倫理委員会承認後~平成33年3月31日。

3) 研究方法:
平成22年8月1日~平成28年3月31日の間に当院において非小細胞肺癌の治療を受けられた方で、研究者が診療情報をもとに臨床情報のデータを選び、血漿・腫瘍検体について種々の網羅的分析を行い、特徴的な核酸・蛋白などの発現について調べます。

4) 使用する試料:
研究に使用する試料として、すでに保存されている肺癌組織を100 mg、血漿を10 mL使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 使用する情報:
こ研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢、性別、家族歴、既往歴、喫煙歴
・ 診察所見、治療内容、血液検査データ

6) 試料・情報の保存:
本研究に使用した試料・情報は、研究終了後20年間保存させていただきます。なお、保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は、呼吸器外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

7)情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器外科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

8)研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申出ください。
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成28年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:山本寛斉
電話:086-235-7265(平日:9時00分~17時00分)
ファックス:086-235-7269

-平成22年8月31日~平成28年3月31日の間に当科において非小細胞肺癌の治療を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学病院
■ 研究機関長:槇野博史
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 臨床遺伝子医療学職名:教授      氏名:豊岡伸一
■ 研究分担者:
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:教授      氏名:三好新一郎
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科職名:准教授     氏名:冨田秀太
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師      氏名:宗 淳一
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教      氏名:山本寛斉
 岡山大学病院 呼吸器外科職名:医員(大学院生)氏名:渡邉元嗣
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学職名:大学院生    氏名:鳥越英次郎
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:大学院生    氏名:佐藤博紀
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 呼吸器・乳腺内分泌外科学職名:大学院生    氏名:難波 圭

1.研究の概要
1) 研究の意義:
肺癌は難治性悪性腫瘍の一つであり、病態の解明・治療の発展は進んできていますがまだ充分ではありません。肺癌の中にはCTで同時多発的にすりガラス影を示すものもあり、孤発性肺癌と比較して発癌するしくみが違う可能性があります。肺は外気に触れるため、肺疾患の発症にしばしば環境因子が関与すると考えられます。微生物の肺への感染が肺癌発症に何らかの影響を及ぼしている可能性は否定できません。近年メタゲノム解析法という方法が出現し、生存する微生物全体を意味するマイクロバイオームという用語が定着してきています。またマイクロバイオームの解析を通して、ヒト疾患とマイクロバイオームの関連が明らかになりつつあり、第2のゲノムとしてその重要性が認識されつつあります。そこで本研究では、人体内に存在する微生物群、すなわちマイクロバイオームが肺癌、特に多発すりガラス影を示す肺癌の発症に関与するかを解析します。基礎的な実験で新しい発癌機構を示す事が出来れば、将来の癌医療に大いに貢献できると考えられます。

2) 研究の目的:
「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された患者様で、検体を頂いている患者様から、肺癌組織中の微生物由来ゲノムを解析します。孤発性肺癌患者と比較して、多発性肺癌患者に特異的な微生物の存在が認められるかを次世代シークエンスにより検討します。喀痰や口腔粘膜からも微生物由来ゲノムを解析します。これらの結果により、マイクロバイオームが肺癌、特に多発すりガラス影を呈する肺癌の発症に関与するかを検討します。研究対象者数は30人を予定しています。

2.研究の方法
1) 研究対象者:
平成22年8月31日~平成28年3月31日の間に岡山大学病院呼吸器外科において非小細胞肺癌の手術を受けられた方のうち「悪性腫瘍(一部境界悪性腫瘍を含む)の遺伝子解析、ならびに腫瘍細胞株・異種腫瘍モデルの樹立とその遺伝子解析」の研究に同意された方30名を研究対象とします。
2) 研究期間:
平成28年5月倫理委員会承認後~平成31年3月31日

3) 研究方法:
平成22年8月31日~平成28年3月31日の間に当院において非小細胞肺癌の手術を受けられた方で、研究者が診療情報をもとに臨床情報のデータを選び、腫瘍および喀痰・口腔粘膜などの検体について種々の網羅的分析を行い、マイクロバイオームの解析を行います。

4) 使用する試料:
研究に使用する試料として、すでに保存されている肺癌組織を100 mg使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

5) 使用する情報:
研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、匿名化して、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢、性別、家族歴、既往歴、喫煙歴
・ 診察所見、治療内容、血液検査データ、EGFR遺伝子変異の記載の有無

6) 試料・情報の保存:
本研究に使用した試料・情報は、研究終了後20年間保存させていただきます。なお、保存した試料・情報を用いて新たな研究を行う際は、呼吸器外科のホームページおよび掲示板にポスターを掲示してお知らせします。

7)情報の保護:
調査情報は岡山大学病院呼吸器外科内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

8)研究計画書および個人情報の開示:
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申出ください。
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの試料・情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成28年12月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:山本寛斉
電話:086-235-7265(平日:9時00分~17時00分)
ファックス:086-235-7269

-2009年2月24日から2013年12月31日に当科において病期ⅠAの肺癌に対して手術を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授 氏名: 三好 新一郎
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授 氏名:豊岡 伸一
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:准教授 氏名:大藤 剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師 氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教 氏名:杉本 誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教 氏名:山本 寛斉
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教 氏名:三好 健太郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教 氏名:伊賀 徳周
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教 氏名:牧 佑歩
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教 氏名:岡田 真典

1.研究の意義と目的
本邦では、肺がんはがんで亡くなった人の割合で男女とも1位のがんです。早期の癌では手術による切除が推奨されますが、2004年の非小細胞肺癌切除例の5年生存割合は69.3%と報告されています。病理病期ごとの5年生存割合は、ⅠA期(大きさが3㎝以下でリンパ節や他臓器の転移がない) で86.8%と報告されています。一方、臨床病期ⅠA期非小細胞肺癌でも、腫瘍径2.1-3.0cmの切除後5年生存割合は68.8%で、腫瘍径が2cmを超える場合では満足できる成績とは言えません。
本邦では、手術後の病期がⅠA期と診断された患者さんのうち、癌の大きさが2cmより大きな場合、内服による抗癌剤治療を行い、その有効性を検討する臨床試験が多く行われています。しかしながら、術後治療の臨床試験の症例集積は遅れることが多く、この状況がさらに悪化すれば、試験が不正確になる危険すらあります。したがって、臨床試験への症例登録を推進する方策を探るためにも、「臨床試験外症例」という患者さんの背景の解析が必要と考えられます。
また、術後化学療法に関しては、主治医毎に、適応ありと判断する患者さんの割合や同意取得率が異なることが知られています。つまり、臨床試験に登録された集団は、洗練された集団になる可能性があり、不正確な試験になる可能性があります。この結果を一般化することについての検討が必要です。

2.研究の方法
1) 研究対象:
この研究は多施設共同で行っている研究です。全施設で5000人の登録を予定しています。
岡山大学病院では2009年2月24日から2013年12月31日に当科において肺癌の手術を受けられた患者さんのうち、病期がⅠ期で癌の大きさが2㎝を超えている患者さんを対象とします。

2) 調査期間:
平成27年1月1日~平成28年3月31日

3) 研究方法:
2009年2月24日から2013年12月31日の間に当科で肺癌の手術を受けられた患者さんのうち以下の条件の患者さんを対象としています。
 (1) 病理検査で非小細胞肺癌と診断されている 。
 (2) 病理検査で病期がⅠ期(T1>2cm、TNM分類6版)である。
 (3) 肺葉切除以上の外科切除が行われている。
 (4) 標準的なリンパ節郭清が行われている。
 (5) 手術以外の前治療がない。
 (6) 術後治療に関わる臨床試験・治験に登録されていない。
これらの患者さんが、なぜ臨床試験に登録されなかったか、理由をカルテ情報より検索するとともに、実際にどのような治療が行われたか、再発の有無などを比較、検討します。

4) 調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、患者さんの個人情報は削除し匿名化し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
 年齢,性別
 血液検査、画像検査、生理学(呼吸機能)検査
 手術情報、病理情報
 癌の遺伝子変異の有無
 臨床試験に登録されなかった理由
 手術以外に行われた治療
 再発の有無、転帰(全生存期間)

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会・論文で発表する予定です。

この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成27年1月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。研究結果の開示につきましては、患者さんが希望される場合にのみ開示することにしております。患者さんのご家族が開示を希望される場合、患者さんご本人の同意が必要となります。開示を希望される患者さんは下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:牧 佑歩
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269

-2005年1月1日から2009年12月31日に当科において縦隔リンパ節転移を伴う肺癌に対して手術を受けられた方へ-

■ 研究機関名:岡山大学
■ 研究責任者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:教授  氏名: 三好 新一郎
■ 研究分担者:
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 臨床遺伝子医療学分野職名:教授  氏名:豊岡 伸一
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座
 呼吸器・乳腺内分泌外科学分野職名:准教授 氏名:大藤 剛宏
 所属:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 医学教育リノベーションセンター職名:准教授 氏名:山根 正修
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:講師  氏名:宗 淳一
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:杉本 誠一郎
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:山本 寛斉
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:三好 健太郎
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター 職名:助教  氏名:伊賀 徳周
 所属:岡山大学病院 呼吸器外科職名:助教  氏名:牧 佑歩
 所属:岡山大学病院 臓器移植医療センター職名:助教  氏名:岡田 真典

1.研究の意義と目的
肺癌のうち縦隔(左右の肺に囲まれた気管や食道、心臓などが含まれる領域)にあるリンパ節に転移がある場合の治療において、しばしば化学放射線療法の後に手術が行われます。この治療法に関する全国的なデータは十分ではありません。しかし、多くの施設で同様な治療が行われ、良好な治療成績も報告されています。この治療法の確立のために、今後多数の患者さんのデータを集め、質の高い臨床研究が求められます。そこで今回、縦隔リンパ節転移を伴う肺癌症例における手術前の放射線化学療法の治療成績を岡山大学を含めた多施設共同で調査し、この治療法の意義および位置づけを検討します。

2.研究の方法
1) 研究対象:
日本呼吸器外科学会認定施設およびその関連施設による多施設共同研究です。患者さんのカルテから過去のデータを抽出し、匿名化した後にデータを集計します。2005年から2009年の5年間に縦隔リンパ節転移を伴う肺癌症例のうち、手術が行われた患者さん(85人)を対象とします。

2) 調査期間:
平成27年2月1日~平成27年5月8日

3) 研究方法:
対象症例から過去の臨床情報を収集し、統計学的な手法により再発や生存に関わる因子の解析を行います。

4) 調査票等:
研究資料にはカルテから情報を抽出し使用させていただきますが、患者さんの個人情報は削除し匿名化し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
抽出する臨床情報は性別、年齢、癌の大きさ、癌の数と場所、治療前の病期、治療前の転移リンパの場所および個数・大きさ、治療前合併症、間質性肺炎(肺の線維化)の有無、治療前肺機能、術前化学療法の有無、術前化学療法に用いた薬剤名、術前化学療法の回数、術前放射線照射の有無、術前放射線照射部位および放射線の照射量、放射線による肺炎の有無、手術日、手術方法、胸水中の癌細胞の有無、肺や胸壁表面に散布された腫瘍の有無、腫瘍が肺の外に浸潤しているか、組織型、癌が血管やリンパ管に浸潤しているか、治療後の病期、病理学的な手術前治療の治療効果判定、手術後の腫瘍遺残の有無、術後補助療法の有無、術後補助化学療法に用いた薬剤名、再発の有無、再発確認日、再発部位、予後、最終確認日です。

5) 情報の保護:
調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座呼吸器・乳腺内分泌外科学内で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会・論文で発表する予定です。

この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。御自身や御家族の情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成27年3月31日までの間に下記の連絡先までお申出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。研究結果の開示につきましては、患者さん及びご家族が希望される場合にご本人に開示することにしております。開示を希望される患者さんは下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 呼吸器外科
氏名:牧 佑歩
電話:086-235-7265 ファックス:086-235-7269